歯が抜けてしまった場合の治療法としては、「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」の3種類が有名ですが、4つ目の選択肢として「自家歯牙移植」というものがあります。
自家歯牙移植では、噛み合わせに関係していない歯(主に親知らずなど)を、歯を失ってしまった箇所に移植する治療法です。ただし、親知らずの形態・大きさ、患者様のご年齢など全ての方に適用できる治療ではございません。
また、インプラントよりもさらに難易度の高い治療のため、対応できる医院は限られます。
歯が抜けてしまった場合の治療法としては、「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」の3種類が有名ですが、4つ目の選択肢として「自家歯牙移植」というものがあります。
自家歯牙移植では、噛み合わせに関係していない歯(主に親知らずなど)を、歯を失ってしまった箇所に移植する治療法です。ただし、親知らずの形態・大きさ、患者様のご年齢など全ての方に適用できる治療ではございません。
また、インプラントよりもさらに難易度の高い治療のため、対応できる医院は限られます。
自家歯牙移植の大きなメリットとして、歯根膜が存在していることが挙げられます。
インプラントで噛みごたえを感じるのには100gほどの荷重が必要ですが、歯根膜があるご自身の歯の場合は1g〜10g程度の荷重で感覚が得られます。
自家歯牙移植を行うためには、健康で現在の噛み合わせに影響を及ぼしていない歯が必要になります。多くの場合、親知らずや埋伏歯がこれに該当します。
これらの歯が虫歯で脆くなっていたり、歯周病の影響を受けている場合は、移植に適しません
自家歯牙移植を行う際に、移植する歯の大きさが、移植する箇所に元々あった歯と異なる場合は、移植に適しません。
また目に見える歯の大きさだけでなく、歯の根の大きさも同程度である必要があります。つまり、親知らずを前歯に移植するといったことは、難しい可能性が非常に高いです。
歯の根の形は歯ごとに異なり、また個人によっても異なります。通常、歯の根は1本〜5本に枝分かれしており、歯の根の形が複雑になればなるほど、移植の難易度は高いです。
具体的には、歯の根の形が1本〜2本までが移植を行える条件となります。そのほか、歯の根が先の方で大きく曲がっていたり、形状そのものが複雑な場合も、移植には適しません。
自家歯牙移植を成功させるためには、患者様のご年齢も重要な要因となります。年齢が上がるにつれて、傷の治りが悪くなったり、歯周病にかかりやすくなったりするため、移植の成功率が下がるのです。特に、40歳以上になると移植後の歯の喪失率が一気に高まると言われています。
ただし患者様ごとにお口の中の状況は異なるため、年齢を重ねているから必ず失敗するというわけではありません。一度お気軽にお問い合わせくださいませ。
自家歯牙移植は非常に難易度の高い治療です。インプラントよりもさらに難しいと言われており、自家歯牙移植を行うことができる歯科医師は限られています。なぜなら、インプラントの大きさは大きくても5×10mmほどのネジですが、親知らずはより大きな歯になるので、その親知らずのサイズに合う穴を骨に掘らなくてはなりません。
また自家歯牙移植は万が一失敗した際に、取り返しがつきにくい治療でもあります。インプラント治療であれば、万が一失敗した際にも、再度治療を行うことでリカバリーできる可能性があります。
対して自家歯牙移植の場合、移植した後に移植した歯が定着せず弱ってしまうと、それ以上手を施せません。
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