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news/ インプラント症例抜歯後のインプラント治療で若干の骨の高さが不足していた為ソケットリフトを用いて治療を行った症例

インプラント症例

抜歯後のインプラント治療で若干の骨の高さが不足していた為ソケットリフトを用いて治療を行った症例

この患者様は歯の根の先に膿が溜まってしい、根の治療を行うも改善せずに抜歯が必要になった患者様でした。

抜歯を行うことによって、治る過程で少し骨は萎縮をしてしまうので十分な長さのインプラントの埋入が難しくなることがよくあります。

最近のインプラントは様々な改良が積み重ねられ、徐々に短いインプラントでも機能すると言われていますが、まだ長期的な寿命を考えるとある程度の長さのインプラントが埋入できた方が安心です。

そこでこの患者様には低侵襲で上顎洞の中に骨を足すことができるソケットリフトを行なって、一般的な長さのインプラントを埋入する計画を立てました。

ソケットリフトとはインプラントを埋入する穴から骨を足す治療になるので、サイナスリフトと比較すると侵襲は抑えることができます。

サイナスリフトとソケットリフトの使い分け、違いに関してご興味のある方はこちらをご覧ください。

/https://nara-implant.com/column/sinuslift-and-socketlift/

術前術後の比較

この術式を用いることで短いインプラントではなくて、きちんとした長さのインプラント体を埋入することができます。ただ、この術式で挙上できる量には限界があるため、きちんと症例を選択する必要があります。

術式について

①治療前の状態です。

②インプラントの穴を開けていきます。この小さな穴から上顎洞の粘膜を押し上げます。

③インプラント埋入後です。

④骨が薄いところに少し人工骨を追加し歯茎を縫合して手術を終えました。

⑤インプラントの二次手術後の歯茎の状態です。きれいに治っています。

⑥最終補綴物が入りました。

補綴物装着後の比較

このように適切に術式を選択することで低侵襲できちんとインプラント治療をすることが可能になります。

ただ、技術力が求められる術式になるので、ぜひインプラント専門医院のLOHASデンタルクリニックへお問い合わせください。

治療詳細

年代・性別50代・男性
治療のリスク・副作用・ソケットリフトの後には痛みと腫れが出ます。
・手術後に短期間鼻血が出ることがあります。
・上顎洞炎になる可能性もあります。
・インプラント治療後のメインテナンスを怠るとインプラント周囲炎になる可能性があるので、定期的に歯科医院で口腔ケアが必要になります。
治療期間約4ヶ月
治療費用総額:55万円(税込み)
内訳:
・インプラント治療:44万円(税込み)×1本
・骨造成術:11万円(税込み)×1本

監修者情報

福居 希(医学博士、口腔外科認定医)
大阪医科大学口腔外科で口腔外科認定医および医学博士を取得した。またアメリカのカリフォルニア大学(UCLA)のインプラント科へ留学し、インプラント治療を学んだ。
現在はフリーランス外科医として出張手術を行う傍ら、スタディーグループsurgical Implant Instituteを主宰し若手歯科医師を対象にインプラント外科を教える場の提供や講演会などでの発表をおこなっている。

診療時間
09:00〜18:00 - -

【休診日】木曜・日曜・祝日

(※土曜にセミナーがある週は木曜に振替診療します)

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