24/12/06
歯が折れて抜歯になった部位に、埋まっている親知らずを自家歯牙移植することでインプラント治療を免れることができた症例
歯が折れて抜歯になった部位に、埋まっている親知らずを自家歯牙移植...
インプラント治療は、永久歯を失ってしまった部位に人工の歯根を埋入し、その上に人工歯を装着することで、天然の歯とほとんど代わらない第二の歯を作り出す治療方法です。
インプラントはブリッジや入れ歯のように他の歯を支えにする必要がありません。周囲の健康な歯を削るなどの負担をかけることがない点で非常に優れています。
当院の院長の福居は、歯科大学を卒業後、大学院でインプラント治療に欠かせない顎骨の再生療法について研究を行い、さらにカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で2年間の留学を経て世界トップクラスの環境でインプラント治療を学んでまいりました。
現地では日本のインプラント治療とのレベルの差を痛感し、それ以来高いレベルの治療を日本で提供するために邁進しております。
院長の福居は歯科口腔外科手術のスペシャリストとして多くの臨床経験を積み重ね、口腔外科領域に特化した知識と技術を習得しています。
一般的な歯科治療から口腔ガンの患者様の治療まで幅広く経験してきました。
また全身の健康状態や疾患についても深い理解を有する医学博士でもあります。
院長の福居はクリニックでの診療以外に、ご依頼いただいた先生方の歯科医院へお邪魔し、インプラント治療の指導や手術なども行っております。
他院では治療が難しい難症例の際に、手術のご依頼をいただくことが多く、多数の歯科医師から「インプラント治療は福居先生にお願いしたい」と信頼を集めております。
また休日にはインプラント治療に関する講演会を開催し、これまでに200名近い先生方が受講してくださっています。
当院では患者様が生涯で埋入するインプラントの本数を最小とすることを目指しており、埋入したインプラントをなるべく長持ちさせることが重要だと考えております。
一般的に15年前後がインプラントの寿命だと考えられていますが、当院では20年、30年と同じインプラントを使用していただけるようにさまざまな取り組みを行っております。
患者様が歯を失うに至るには、必ず原因があります。
この原因を解決せずにインプラントを埋入しても、また同じことが起きて次はインプラントがダメになります。
原因を徹底的に追求して、同じことを繰り返さないように注意深くインプラント治療を行うことが、生涯お使いいただけるインプラント治療を提供するために必須になります。
このためにも、治療開始前にきちんと検査を行い、総合的な治療プランを計画して、インプラント治療を行います。
院長の福居は歯科口腔外科手術のスペシャリストとして、数多くの臨床経験を積み重ねており、また全身の健康状態や疾患にも深い理解を有する医学博士でもあります。
これらの経験と知識が、インプラント埋入手術の際の患者様の安全の確保に活かされます。患者様の安全を確保するため、術中は全身管理のモニターを使用し、血圧や心拍数など患者様の変化を見逃しません。
サージカルガイドと呼ばれるインプラントの埋入を補助する装置を使用します。
デジタル技術で設計した計画通りに正確に手術を行うことで、歯茎の切開や顎の骨を削る量を最小限に抑えられます。
これにより術後の痛みが少なく、患部の治りも早い、患者様の心身への負担が少ない治療が可能となります。
インプラント治療を進める前に、必ずしておかなければならないことが二つございます。
一つ目は今まで歯を失ってきた根本的な原因の徹底的な解明です。この原因は患者様によって様々で、歯周病が原因の方や歯並びが原因の方など多岐に渡ります。
二つ目にこれ以上歯を失わないための予防が大切になります。失われた歯を補うことも大切ですが、これ以上歯を失わない事もとても大切です。
この二つをクリアするためにとても効果的な治療方法が「矯正治療」になります。矯正治療とインプラント治療を組み合わせることで、噛み合わせが原因で歯を失っている患者様はその原因が解決され、歯並びが悪くて清掃が難しい方も改善が見込めるので、患者様が受ける恩恵は多くなります。
ですので、「とりあえずインプラント」ではなく、まずきちんと診断を受けることをお勧めします。
【経歴】
2008年 私立京都女子高等学校卒業
2014年 朝日大学歯学部卒業
2015年 大阪歯科大学歯学部附属病院 歯内治療科入局
2016年 朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座歯科矯正学分野入局
2020年 朝日大学大学院歯学研究科歯学専攻修了
2022年 日本矯正歯科学会認定医資格取得
STEP01 抜歯 |
STEP02 抜歯してできた穴を整える |
STEP03 インプラント体を骨補填材で埋める |
STEP04 インプラントが骨と結合 |
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抜歯により歯根を失った部位の骨は痩せてしまいやすく、抜歯後にインプラントの埋入を決めた際には既に骨の状態が悪くなってしまっていることがあります。
そこで抜歯即時インプラントと呼ばれる、抜歯と同時にインプラントを埋入する方法であれば、このような事態を避けることができます。
抜歯即時インプラントは、さまざまな側面で患者様の心身への負担を軽減します。また、その日のうちに仮歯を入れられれば、手術の翌日にはお食事もいつも通り楽しむことができます。
歯がグラグラしていて抜けてしまいそう、他院で抜歯を宣告されたという方は、ぜひ抜歯を行う前に、当院にご来院ください。
インプラント治療ができないと断られる際の大きな要因として、顎骨の問題が挙げられます。顎の骨が痩せてしまっている、人工歯根の埋入に十分な骨量がない場合、顎の骨を補充する治療(骨造成)が必要になります。
骨造成は歯科大学では習わない技術であり、口腔外科的な経験や知識が必要な治療法になります。
また習得が非常に難しい分野でもあるため、顎の骨の問題が解決できずにインプラント治療を断られてしまう患者様は多いです。
当院では口腔外科を専門とし、大学院では顎骨の再生に関する研究を行い、難症例の骨造成も多数成功させている院長の福居が骨造成を行います。
当院ではお体の状態が問題なければインプラント治療が提供できない患者様は居ないと考えています。
他院で治療を断られてしまった方も、当院では治療ができる場合がございます。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
ご予約・お問い合わせ0742-93-8363
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