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news/ インプラントリカバリー20年前に埋入したインプラントの被せ物が壊れてしまったため当院で治療した症例

インプラントリカバリー

20年前に埋入したインプラントの被せ物が壊れてしまったため当院で治療した症例

患者様情報

年代・性別80代・女性
ご相談内容インプラントを入れてもらったクリニックが閉院してしまっていて、
かかりつけ歯科でも修理ができないようです。
壊れた被せ物の交換はできますか??

治療の経過

20年前にインプラント治療を受けられたそうですが、そのクリニックが閉院してしまったそうです。

ご自身ではどこのインプラントメーカーのものが埋入されているかも分からず、様々な歯科医院で相談するも断り続けられたそうで、かかりつけ歯科医員からのご紹介にて当院を受診されました。

インプラントのメーカーなどを特定するために、レントゲンを撮ったり、様々なことを行いました。

このインプラントのメーカーはデータベースで調べることで特定できたのですが、現在は取り扱いのないインプラントの種類のため、特殊な機材の取り寄せが必要でした。

インプラントメーカーから機材の取り寄せや追加の部品の購入を行い、アバットメントの交換とセラミックを用いた治療をこなうことになりました。

実際の治療

この患者様の奥のインプラントは周りに炎症があり、レントゲンでも骨が溶けていることが確認されました。その旨を患者様にお伝えしたところ、80歳と高齢の方で長時間の治療が困難であること、無症状でお困り後にではないことから今回はそのままインプラント体を活用して再度被せ物を入れてほしいとのことでした。

またできる限り治療費は抑えたいということだったので、今回は3本だけの修正に留めました。

治療後の振り返り

インプラントの治療器具は各メーカー毎にパーツやドライバーが異なるという点は本当に複雑になりますので、改善が必要だと思います。

今回のように高齢の患者様になると理想的な治療を行うことが難しく、患者様の日々の食事などになるべく不便が出ないように治療をすることが優先されます。

お口の中に人工物が入る以上、割れたり欠けたり消耗することは仕方がないと思いますが、トラブルが起きた時に頼れる場所があるということが安心に繋がればと思います。

インプラントのリカバリー(再治療)について詳しくはこちら↓

治療詳細

年代・性別80代・女性
治療のリスク・副作用・インプラントメーカーが特定でいないことがあります。
治療期間約1ヶ月
治療費用総額:43万円+アバットメント費用(3万円)(税別)

監修者情報

福居 希(医学博士、口腔外科認定医)
大阪医科大学口腔外科で口腔外科認定医および医学博士を取得した。またアメリカのカリフォルニア大学(UCLA)のインプラント科へ留学し、インプラント治療を学んだ。
現在はフリーランス外科医として出張手術を行う傍ら、スタディーグループsurgical Implant Instituteを主宰し若手歯科医師を対象にインプラント外科を教える場の提供や講演会などでの発表をおこなっている。

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