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news/ インプラント症例古い入れ歯が合わず、食事がきちんと取れていなかったので、新しい入れ歯とインプラントを併用して噛み合わせを回復した症例

インプラント症例

古い入れ歯が合わず、食事がきちんと取れていなかったので、新しい入れ歯とインプラントを併用して噛み合わせを回復した症例

患者様は上顎は総入れ歯、下顎は部分入れ歯だったのですが、支えにしていた歯が揺れ始めてしまい噛めなくなってしまったのでお困りになって来院されました。

レントゲンやCTで残っている歯を確認すると、すべて保存できるよな状態ではなく、抜歯を余儀なくされました。そこで残せない歯を抜歯して、暫間的に上下ともに総入れ歯を装着していただいたのですが、やはり下の入れ歯が食事や会話中に動いてしまい、食べたいものが食べられないとのことで、下顎にのみ最小限のインプラントを使った治療(インプラントオーバーデンチャー)を行うことになりました。

抜歯から2ヶ月待ってからCT撮影を行い、そして骨の治りがある程度確認できた上で、インプラントの埋入を行いました。

その3ヶ月後にインプラントの頭出しの手術(2次手術)を行い、入れ歯と結合させるための専用の器具(ロケーターアタッチメント)を装着し、新しい入れ歯を作成していきました。

古い入れ歯では噛み合わせが下がってしまっており、やや口元の張りが寂しくなっていたので、お顔の表情から適切な歯の位置や噛み合わせの高さを診断し、最終の入れ歯を装着することができました。

術前術後の比較

元々お食事に困られて来てくださった患者様でしたが、今では「お漬物でもなんでも食べられる」とおっしゃってください喜んでくださいました。

また、噛み合わせの高さが下がっていたところを、やや咬合挙上を行い修正したため、口元のシワもなくなり、若返ったように見えます。

患者様の年齢や治療予算に合わせてきちんとインプラントを使って治療をすれば、素晴らしい治療法となることが再認識させていただいた患者様でした。

治療詳細

年代・性別70代・男性
治療のリスク・副作用・外科処置が伴うため、術後に痛みや腫れ、出血を伴います。
・治療後のメインテナンスを怠るとインプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になる可能性があるので、定期的に歯科医院で口腔ケアが必要になります。
治療期間約12ヶ月
治療費用総額:81.6万円(税込み)
内訳:
・インプラント埋入術:27.5万円(税込み)×2本
・義歯用アタッチメント:5.5万円(税込み)×2個
・義歯(樹脂製): 3.3万円(税込み)×2個(上下)
(本来、インプラントオーバーデンチャーの場合は金属床の義歯が推奨されています)

監修者情報

福居 希(医学博士、口腔外科認定医)
大阪医科大学口腔外科で口腔外科認定医および医学博士を取得した。またアメリカのカリフォルニア大学(UCLA)のインプラント科へ留学し、インプラント治療を学んだ。
現在はフリーランス外科医として出張手術を行う傍ら、スタディーグループsurgical Implant Instituteを主宰し若手歯科医師を対象にインプラント外科を教える場の提供や講演会などでの発表をおこなっている。

診療時間
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(※土曜にセミナーがある週は木曜に振替診療します)

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