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news/ インプラント症例抜歯後に骨が全くなくなってしまい、骨造成術では対応が無理だったため、大規模な自家骨移植を行った症例

インプラント症例

抜歯後に骨が全くなくなってしまい、骨造成術では対応が無理だったため、大規模な自家骨移植を行った症例

他院にて昔に抜歯をされ、その際に大幅に骨を削られてしまった結果、骨が皆無になってしまい、どこのクリニックでもインプラント治療は無理だと診断されたそうです。

そこでかかりつけの歯科医院からぜひ専門医院での治療をと勧められて当院を受診してくださりました。

口腔内を拝見すると左上が抜歯をされた後で、歯茎が完全に陥没しているような状態でした。

これ以上待っても骨が治る見込みがないことから、自家骨を用いた骨再生療法を行い、その後にインプラントを埋入する治療計画になりました。

手術ではCTで確認していた通りで、かなり骨は欠損していました。

そこで今回は予定通り、下顎のオトガイ部より骨を採取し、採取した骨の部分を欠損部に移植し、骨の治癒を待つことになりました。

術前術後の比較

骨を採取した部分(オトガイ部)に関しては徐々に骨は治癒しており、術後約1年後のCTではかなり骨が治癒していました。

①手術前の状態では歯茎と骨の陥没が見られます。

②歯茎を開くとほとんど骨はありませんでした。

③オトガイ部(下顎)から台形の自家骨を採取していきます。

④採取した骨を、骨がない部分に固定していきます。

⑤十分な厚みが確保されたことが分かります。

⑥手術後の歯茎の治癒です。陥没がなくなりました。

今回の患者様のように全く骨がなくなてしまうと大掛かりな治療を行わなければ骨の再生は難しいこともあります。ただ、このような自家骨移植を行うと骨が元通りのようになるので、インプラント治療ができるようになります。

今までに骨がなくてインプラントができないと診断されたことがある方でも、インプラント治療はできますので是非諦めずにお問い合わせいただければと思います。

治療詳細

年代・性別30代・女性
治療のリスク・副作用・骨造成術の後には痛みと腫れが出ます。
・大規模になれば一時的な痺れ感などが出ることがあります。
・インプラント治療後のメインテナンスを怠るとインプラント周囲炎になる可能性があるので、定期的に歯科医院で口腔ケアが必要になります。
治療期間約12ヶ月
治療費用総額:69万円(税込み)
内訳:
・インプラント治療:44万円(税込み)×1本
・骨造成術:25万円(税込み)×1本

監修者情報

福居 希(医学博士、口腔外科認定医)
大阪医科大学口腔外科で口腔外科認定医および医学博士を取得した。またアメリカのカリフォルニア大学(UCLA)のインプラント科へ留学し、インプラント治療を学んだ。
現在はフリーランス外科医として出張手術を行う傍ら、スタディーグループsurgical Implant Instituteを主宰し若手歯科医師を対象にインプラント外科を教える場の提供や講演会などでの発表をおこなっている。

診療時間
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【休診日】木曜・日曜・祝日

(※土曜にセミナーがある週は木曜に振替診療します)

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