24/11/19
入れ歯とインプラント治療の違いは?併用する治療法や費用についても解説
患者様は右下の奥歯の歯茎の腫れで来院されました。レントゲン検査等の結果、歯が重度の歯周病になっており保存不可能であったため抜歯をしました。
抜歯後の治療の選択肢として、一番奥の歯なのでブリッジや入れ歯ではしっかりと噛めないので、インプラント治療を選択されました。
しかし、インプラント埋入予定の部位には歯周病によって骨が少なくなっていたため、インプラントの埋入と同時に骨を作る処置を行いました。
現在では再生した骨や埋入したインプラントの状態も具合もよく、問題なくお食事が取れる等になりました。
年代・性別 | 60代・男性 |
治療のリスク・副作用 | ・外科処置が伴うため、術後に痛みや腫れ、出血を伴います。 ・治療後のメインテナンスを怠るとインプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になる可能性があるので、定期的に歯科医院で口腔ケアが必要になります。 |
治療期間 | 約4ヶ月 |
治療費用 | 総額:約45万円(税別) 内訳: ・インプラント埋入術:約25万円(税別) ・セラミックの被せ物:約15万円(税別) ・追加の骨を作る処置(GBR):約5万円(税別) |
福居 希(医学博士、口腔外科認定医)
大阪医科大学口腔外科で口腔外科認定医および医学博士を取得した。またアメリカのカリフォルニア大学(UCLA)のインプラント科へ留学し、インプラント治療を学んだ。
現在はフリーランス外科医として出張手術を行う傍ら、スタディーグループsurgical Implant Instituteを主宰し若手歯科医師を対象にインプラント外科を教える場の提供や講演会などでの発表をおこなっている。
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