26/08/31
ホワイトニングはサロンと歯医者で何が違う?医療ホワイトニングだけができること
患者様は入れ歯を使うとしっかり噛めないことをお悩みで、当院を受診されました。
治療済みだった奥歯がどんどんダメになり、抜歯になってしまいました。
その後、入れ歯を作ったものの、なかなか硬い食事は噛めないとのことで患者様は悩んでいらっしゃいました。
患者様のご両親はすでに総入れ歯だったので、患者様もゆくゆくはご自身も総入れ歯になることを覚悟されているようでしたが、できれば前歯だけでもご自身の歯を残したいとの思いが強く、前歯を守るためにも奥歯にインプラントを計画することになりました。
しかし、この患者様は入れ歯をご使用の期間が長かったため、インプラント埋入予定の部位の骨が少なくなっていました。そこで、まず上顎の奥歯の骨が薄くなっている部位に骨を作る治療(サイナスリフト)を行い、治癒期間の間に下顎の治療を行い、最後に上顎にインプラントの埋入の処置を行いました。
現在では再生した骨や埋入したインプラントの状態も具合もよく、問題なくお食事が取れるようになりました。


| 年代・性別 | 50代・男性 |
| 治療のリスク・副作用 | ・外科処置が伴うため、術後に痛みや腫れ、出血を伴います。 ・治療後のメインテナンスを怠るとインプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になる可能性があるので、定期的に歯科医院で口腔ケアが必要になります。 |
| 治療期間 | 約1年2ヶ月 |
| 治療費用 | 総額:約520万円(税別) 内訳: ・インプラント埋入術:25万円(税別) ・セラミックの被せ物:15万円(税別) ・ブリッジの部分:10万円(税別) ・追加の骨を作る処置(両側サイナスリフト):50万円(税別) |
LOHASデンタルクリニック 院長
福居 希(医学博士/日本口腔外科学会 認定医)
2010年に朝日大学歯学部を卒業後、大阪医科大学附属病院 口腔外科学教室に入局。大学病院・総合病院で口腔外科医として研鑽を積み、2014年にはアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)インプラント科へ留学しました。2017年に大阪医科大学大学院にて医学博士を取得し、顎骨の再生治療を研究テーマとしています。中国中央病院 歯科口腔外科 医長、北大阪ほうせんか病院 歯科口腔外科 部長を経て、2023年に地元・奈良西大寺にてLOHASデンタルクリニックを開業しました。現在は自院での診療に加え、他院からのご依頼による出張手術を担当。スタディーグループ「Surgical Implant Institute」を主宰し、若手歯科医師へインプラント外科の指導も行っています。
本記事は、LOHASデンタルクリニック院長・福居 希(医学博士/日本口腔外科学会 認定医)が執筆・監修しています。記事の内容は診療ガイドラインや学会発表等をもとに作成していますが、症状や適切な治療方針には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず歯科医院にご相談ください。
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